レワニワ書房通信「開業」の記

去年8月のブログ開設以来、検索エンジンにかからない設定にしていました。ネット上に一応公開することで、他人に読まれるかもしれないという緊張感を持てる一方で、検索にかかりにくいことから滅多に他人の目に触れません。

こうした環境を活用して「その本は、なぜ面白いのか?」、書きながら考えてみたかったのです。この試みは、まあ成功だったと思っています。誰に強制されたわけでもないのに、400字詰め原稿用紙300枚分近く(たぶん)書いたのですから……。

ところが、驚いたことに、いつの間にか「検索エンジンにかからない」設定にするチェックが外れていたのでした。サイトを色々と操作している内に、チェック欄に過って触れてしまったようです。昨日(5月4日)気づいて、どうなっているだろうと訪問者数を見てみたら……うーん、別に検索可能にしても大して変わらなかったみたい。悲喜こもごももごもご。チェックが外れたのは先月中のようです。

ブログを始めたのには、もう一つ目的がありました。ネット上で閲覧できる「一冊」としてまとめ、公開に向けて作業中の「レワニワ図書館」の開架に収めることです。このブログ自体、ネット図書館のシミュレーション版である「レワニワ図書館」を作るための準備でした。

レワニワ図書館、ネット図書館が何なのか、追々書いて行こうと思います。詳しくはレワニワ図書館のサイトをご覧ください。まだ準備中ですが、開館したらブログメニューの「開館準備中」を外してお知らせします。

なお、レワニワとは小著『ポケットの中のレワニワ』に登場する正体不明の「怪物」のことです(講談社刊の電子書籍版で入手可能)。

この記事は、主タイトル「レワニワ書房通信」での最初の投稿です。元は「その本は、なぜ面白いのか?」が主タイトルでした(主副のタイトルを逆転させた)。とはいえ「その本は……」の更新が終わったわけではなく、連番#52以降の更新もいずれ行うつもりです。