ソフトウェアに感動?

このブログはWordPressを使っています。ブログやサイトの構築に使える無料のソフトウェアです。知っている人には説明無用の有名ソフトですが、縁のない人は耳にしたことすらないかもしれません。いま地球上にあるサイトの6割がこのソフトを使っているとか、いないとか。

WordPressを使い始めて1年弱、何度か感動させられたことがあります。コンピュータのソフトを使って感動というと変に思われそうですが、本当です。この間は、知らぬ間にソフトの操作画面の設定が変わっていて、ブログの変更したい部分に手を出せなくなっていました。有料ソフトなら腹を立てるところですが、WordPressは無料ですから、あくまで自己責任。

どうすべきか、ネット検索をしてみると同じような状態に陥った人がいることが判明、中の一人が書いた対策に従うことにしました。それはプログラムの一部を消去することでしたから、私のような素人にとっては大冒険です。蛮勇を奮って実行したら、なんと見事に直りました。「副作用」もありません。

それどころか、それまでどうしてもできなかった設定がなぜかできるようになっていました。無償で対策を書いてくれたどこの誰ともわからない人に、思わず感謝の言葉を口にしていました。

実はここまでは「前振り」です。書きたかったのは、ブログにルビふりができるようになった報告なのです。これは、もう一つのWordPressをめぐる感動案件です。サイトのメニュー中の「ブログへの注記」に、私は以下のように書きました。

ルビは、語の後に( )に入れて表記しました。引用元にルビが多い場合、読みにくいと思います。残念ですが、私には技術的に他の対応が困難です。このため、引用の際にルビを減らすため、私の判断で原書のルビを省略している場合があります。

しかし、私が技術上の困難と思っていたことは、WordPressの優れた仕組みの一つである「プラグイン」(車のオプション部品みたいなソフト)を使えば、容易に克服できたのです。「WP ルビ」で検索すれば、良いことでした。ルビをふることが簡単にできるはずはないと思い込んで、検索を怠っていました。

ネット上でルビふりができるようになった大本の理由は、メジャーなブラウザが全てルビ対応になったことです。大騒ぎになっていいような慶事だと思うのですが、ごく静かだったので私は知りませんでした。で、その仕組みを利用して簡単にルビふりができるプラグインを、ボランティアで作ってくれた人がいるのです(もちろん無料)。ありがとうございました、と言いたかったのです。このブルグのルビは、少しずつ修正を進めているところです。