レワニワ図書館、更新を再開

レワニワ図書館を更新しました。今回は、「特別閲覧室」に新作『女神の肩こり』のβ版を配架したのがメインです。その他、「レワニワ閲覧室」の表示の不具合を修正するなど、細かな手を入れています。

これからもゆったりしたペースで更新を続け、蔵書を増やしたいと思っています。PDFの蔵書の閲覧方法についても改良ができればと考えていますが、これは研究課題というところです。

サイト更新再開を何度か延期したあげく、2月中と予告したのにできませんでした。しかし、3月1日夜には『女神の肩こり』の本文が完成したので、β版として公開することにした次第です。表紙を替え、図版を入れて絵本風にレイアウトし直し、校正をもう少しした上で正式版とします。

1月28日の投稿で「旧約をめぐる私の最後の問いは、旧約のような小説を書くことかもしれないと考え始めています」と記しました。『女神の肩こり』は、その小説なのかと思われそうな内容です。しかし、意図は全然違っていました。

なのに、旧約聖書の引力がすごく、そちらに引っ張られてできあがったのが本作品なのです。詳しい事情については、いずれ記します。ともあれ、『女神の肩こり』は、私が考えている「旧約のような小説」とは違うのだということを確認しておきたいと思います。