宮殿のアルファベット」カテゴリーアーカイブ

一太郎でKindleに縦書き目次を作る

 noteブログに、一太郎でKindle本を作るための私なりのチップスを(備忘録を兼ねて)記しました。その最後に、縦書き目次作成の際の「秘策」を書こうかと思ったものの、あまりに対象の範囲が狭くなってしまう上に、経験談、備忘録としての性格が一段と濃くなりそうなので、まずこちらに書きます。更新をだいぶ怠っていたこともあり……。

 縦書きなのだから、目次も当然縦書きにするべきだと私は思っていたわけです。横書き目次が自動生成されることも、縦書き目次作成がどれだけ面倒であるかも知らず。下記は試行錯誤の末に到達した私なりの「正解」です。模範解答とは違うんじゃないかと思いますが、縦書きに限らず、独自の目次を作ろうという人の参考になればと思います。

 まず、縦書きの原稿本文に、前にnoteに記した手順に従って、章タイトルを全て「目次1」として指定します。その後で、「ツールパレット」の「文書編集」→「目次」中の「作成」ボタンを押します。すると、下のダイアログボックスが出て来ます。


続きを読む

『宮殿のアルファベット』刊行報告

 紙の本なら400ページくらいになりそうな長編『宮殿のアルファベット』を、Amazon Kindleにアップしました(税込み350円)。遅い報告になりました。Amazon Kindleでの発売日は12月3日です。その後トラブルで販売停止していたものの、十日ほど前には購入可能になっていたのです。Amazonの当該ページへは、こちらから

 しかし、「小説完成後鬱」という私にはお馴染みの状態から、「発刊前後鬱」という新手の状況に移行し、ブログの更新作業再開に至りませんでした。noteの更新を4日前にやっと行った後も、ぐずぐずしていて……。

 noteに次のように記しました。
「長い小説を電子書籍なら安く出すことができます。長いほど安くすべきかもしれません。紙代など造本の費用が少なくてすむから? そればかりでなく、電子版にするとネット上に溢れる莫大な情報と直接の競合関係になるためです。 続きを読む

ほぼ半年ぶりの更新

 最後の更新がいつだったのか、確かめるのが怖くて日付けを見ないようにしていました。勇気を出して(?)見てみると、4月19日。ほぼ半年前。四百字詰め原稿用紙換算で550枚くらい、単行本だと400ページを超える部厚い本になりそうな分量の小説ができあがりました。この間、これを書く以外、食う寝る風呂に入る等を除けば、ほぼ何もしていません。

 第一稿を脱稿したのは、2週間くらい前です。執筆中は小説のことしか考えなかったせいか、脱稿後にブログの続きを書こうとしても気後れし、なかなか着手できませんでした。今も変な緊張感があります。

 一本の小説にこれほど専心したことはありませんでした。小説の続きを知りたくてたまらず、しかし自分が書かないことには先を読めないので、他のことをしたいと思いませんでした(ただし、ウクライナ情勢だけは追っかけていました)。 続きを読む