月別アーカイブ: 2021年5月

計画変更、記事を削除

5月14日にアップした「二つの火の鳥と風土記(1)」の記事を削除しました。(1)に続けて(2)を書くつもりだったのですが、いくつかの理由があってすぐには取りかかれませんでした。すると、この間にブログと直接には関係のない事情から頭の中で異変が生じ、そのせいで内部の配線がずれたのか、(2)を書こうという意欲が減退してしまいました。

それだけでなく、ブログに新しい記事を書くこともやや難しい状態になっています。というわけで、(1)があっても(2)を書かないのでは意味がないので、上記記事を削除しました。また、しばらくブログの更新をお休みにします。現在のところ、6月初め~6月上旬に再開しようという心づもりです。

風土記については、上記記事のようなゆるい形ではなく、「その本はなぜ面白いのか?」の続き#71として書こうと考えています。#51などで予告した風土記の補遺に、なるべく直線で近づこういうわけです。ただし、次回の記事は、「再び恋に落ちたシェイクスピア」関連になるでしょう。

How Did Shakespeare Read Don Quixote?

How Did Shakespeare Read Don Quixote? added to the Rewaniwa Library on April 29. Shakespeare was reading Don Quixote and writing a play. I explore how he read Don Quixote, with Hamlet as an intermediary. This essay originally appeared in the Winter 2021 issue of Mita Bungaku, the literary magazine from Keio University. Translated by Sam Malissa.

先月末、『シェイクスピアはドン・キホーテをどう読んだか?』英語版をレワニワ図書館に配架しました。シェイクスピアは「ドン・キホーテ」を読んで、一つの戯曲を作り出していました。シェイクスピアがセルバンテスをどう読んだのか、「ハムレット」を媒介として探っていきます。「三田文学」本年冬季号掲載。サム・マリッサ氏訳。

訳者についてはこちらをご覧ください(英文)。柴田元幸氏(英文学者/翻訳家/文芸誌編集長)に紹介していただきました。英語版は、執筆をめぐる個人的事情や用語の解説などを省いたので、少し短くなっています。訳された英文を読んだら、自分のものであるような、そうでないような不思議な気分になりました。 続きを読む