レワニワ図書館に「特別閲覧室」設置

このブログは10日ほど、レワニワ図書館は7月初めから、更新が途絶えていました。6月末以降、眼球と頭の痛み、腰痛が悪化し、かつ長引いて、座り続けること、眼鏡をかけてPCモニターや本と向き合うことが困難な状態でした。

耳鳴りで音楽を聴けなくなった上に本まで読めないんじゃ、人生どうしたらいいのよと途方に暮れていました。ただ症状からすると大した問題じゃなくて、自律神経失調とか老化とか、そういう治療のしようもない病気未満の何かのようでした。一昨日くらいから「症状」が軽くなって来たので、更新を再開します。

図書館に「特別閲覧室」を設置したのは、7月5日のブログに記した「鳥の女王」を掲載する方途を考えた結果です。FlowPaperというワードプレスのプラグインを使っているのですが、これはPDFのテキストがページに埋め込まれるスタイルなので、レワニワ閲覧室にそのまま配置すると画面が大きすぎて邪魔になります。

FlowerPaperは無料のソフトウェアとしてよくできていて、文句を言うつもりはありません。ただニュージーランド生まれらしく、横書き用で、左開きにしか対応していないのです。ページを繰りながら見開きで読めるようにしたい、という私の願いの半分を実現してくれる一方、日本語の基本である縦書きの作品ではうまく行きません。残念。

しかし、そもそも横書きで書いた作品であれば、このプラグインを使って私の「全ての願い」が叶うことになります。手書きの「鳥の女王」は横書きでした。このため、世間に出しにくい(だけど、ちょっとは出したい)、この作品が日の目を見るときが来たわけです。実は、今回オリジナルの手書き版の表現に手を加え、内容が少し穏やかになっています。

また、元々大人向けの絵本をイメージして書いたので、文章と図版を組み合わせた作りにしたいと思い、アメリカ在住の陶芸家照山祥子の作品を使う許可を得ました。彼女は、私の妻の妹でもあります。ただし、彼女が過去に独自に制作した作品を、私が勝手に選んで埋め込んだもので、お話のひどい(?)内容は、彼女とは無関係です。念のため。

陶芸家、照山祥子(Shoko Teruyama)については、彼女のサイトインスタグラムをご覧下さい。そう遠くない時期に、レワニワ図書館内に彼女を紹介するコーナーを設置しようと考えています。