レワニワ図書館」カテゴリーアーカイブ

フランクルとユダヤ教

裸の木々と満開に近い河津桜 近所の公園にて

休止の知らせをしないまま2週間以上更新しませんでした。最後の教員仕事に思ったより時間がかかったのと、旧約聖書との格闘が終わって気が抜けたことが主な原因のようです。ぼーっとしている間に、「新型コロナ」で世界に激変の兆しが……。

頭痛は続いているものの、程度も頻度も前ほどではありません。眼鏡をかける時間が長くならないよう心がけたおかげか、はたまた、やはり旧約から頭を切り離すことができたからなのか。と言いつつ、少しだけ旧約に関連することを書きます。

経緯は省きますが、最近ヴィクトール・フランクル『夜と霧』について考える機会がありました。その際、『夜と霧』にはユダヤ教や旧約聖書について言及が殆どないことに気づいたのでした。ユダヤ人であるが故に強制収容されたことを考えると、不思議です。 続きを読む

レワニワ図書館サイトに新しい記事

 やばい自画像。

レワニワ図書館に新しい記事を投稿しました。レワニワ瓦版のニュースです。予告通り、ゆったりしたペースでの更新になりました。とはいえ、こちらの掲示板で面倒(?)な記事を連続で書いているので、休み休みという感じではないのですが……。

新記事は、「校正者の日10周年、近づく」。ネット図書館のある世界では、校正者の役割の重要性が広く認識されており、「校正者の日」の行事は国民的な注目を集めているようです。

レワニワ図書館サイト、更新を再開

嵐の前 「蓮池の太公望」というタイトルを考えていたのですが……

9月18日、レワニワ図書館の更新を再開しました。レワニワ瓦版の新記事「米マックロ社、ネット図書館事業から撤退か」です。この先、あまりペースを速めずに更新を続けていこうと思っています。

この記事はネット図書館が当たり前になった未来の出来事を、ニュースの形で記したものです。その頃、レワニワ図書館はネット図書館事業で先行者利益によって世界市場を席捲、IT/ネット事業の巨人マックロソフツもグルグルもアマゾネスも寄せつけません。めでたし、めでたし。

名前はあるが、実体はまだない

6月のある日の収穫

最近嬉しいことはあったかなあと考え、しばらくして思いついたのは、借りている菜園で収穫したジャガイモと枝豆がとびきり美味しかったことでした。うーん、何て小っちゃい。しかし、このおいしさの記憶には一切混じり気がなく、注意力散漫で雑念だらけの私にとっては実は希少な経験なのでした。

最近嬉しいことなんて書き出したのは、レワニワ図書館が壁に突き当たっているせいです。難所から抜け出す道が見つからず、つい悲観的な文章になりそうだったので、明るい話題から始めようと。それがジャガイモに枝豆とは我ながら情けない……いや、いや、これは決して悪いことではありません。

突き当たった壁は、身体的な不調とは無関係なのですが、それらが同時に発現したのは偶然ではないと考えそうになります。幾度もあった類似の過去の経験がそう思わせるのです。泣きっ面に蜂……でも、このところ目と頭の痛みが軽くなっています。この幸運を活かし、レワニワ図書館の一コーナーである「ネット図書館について考える」掲載用の文章を綴ることにします。今回のタイトルはこちらの文章に関係しています。近日中に、レワニワの図書館にも掲載します。

追記:下記記事中、右開き・左開きが逆転していたので訂正しました(9月12日)。
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一旦、休止します

敵方が、新たな強力技でじゃんけんに挑んできました。連戦連敗。目の痛みとそれにつながる頭痛がひどく、レワニワ図書館とこのブログの更新をしばらくお休みすることにしました。といって常時ひどい痛みに襲われているわけではないので、ご心配には及びません。

今のところ8月下旬~9月初めにブログを、9月初旬を目途にサイトの更新を再開しようと考えています。それでは、おいとまします。

夏祭りの準備 近所の公園にて

耳鳴りとじゃんけん(5)

7月に入ってずっと涼しく、ここ横浜市北部で私が初めて蝉の声を聞いたのはつい数日前でした。そうして分かったのは、私の耳鳴りの音は、蝉の声とはもはや全然似ていないことでした。耳鳴り初年度は、蝉の声と耳鳴りと区別がつかなくて驚いたほどだったのに。今は金属を研磨しているような高音です。

去年どうだったのか、覚えていません。恐らく、先日ブログに耳鳴りのことを書いたために、改めて耳鳴りの音質に注意が向き、蝉の声との違いが意識されたのでしょう。実は、耳鳴りの話の続編を書こうとしているのではありません。耳鳴りから始まった分の悪いじゃんけんが続いているので、(5)とした次第です。

前回、目や頭、腰の痛みが軽くなったので更新したと書きました。ところがアップした直後に全てが復活、その上、長く悩まされていたものの、病院で教えられた体操を続ける内に治まっていた頸椎症による右腕の痛みがぶり返して来ました。 続きを読む

レワニワ図書館に「特別閲覧室」設置

このブログは10日ほど、レワニワ図書館は7月初めから、更新が途絶えていました。6月末以降、眼球と頭の痛み、腰痛が悪化し、かつ長引いて、座り続けること、眼鏡をかけてPCモニターや本と向き合うことが困難な状態でした。

耳鳴りで音楽を聴けなくなった上に本まで読めないんじゃ、人生どうしたらいいのよと途方に暮れていました。ただ症状からすると大した問題じゃなくて、自律神経失調とか老化とか、そういう治療のしようもない病気未満の何かのようでした。一昨日くらいから「症状」が軽くなって来たので、更新を再開します。

図書館に「特別閲覧室」を設置したのは、7月5日のブログに記した「鳥の女王」を掲載する方途を考えた結果です。FlowPaperというワードプレスのプラグインを使っているのですが、これはPDFのテキストがページに埋め込まれるスタイルなので、レワニワ閲覧室にそのまま配置すると画面が大きすぎて邪魔になります。

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耳鳴りとじゃんけん(4)

耳鳴りは、世界的なメジャー製薬会社が新薬開発を断念するくらい治癒が困難で、また死なない病気であることから(自殺したミュージシャンはいるらしい)、医者にかかると、気にしないのが一番と言われてしまいます。気にしないですむなら悩みはしない……!

でも、読書の「真の楽しみ」に目覚め、音楽を聞かなくなった後には、耳鳴り自体は改善されないのに、悩みはほぼ解消しました。そう、耳鳴りが気にならなくなったのです。私が考えるに、お医者さんは耳鳴りを訴える人にこう言うべきなのです。「気にならなくなる時が、いつか来ますよ」

耳鳴りのおかげで良いこともありました。コンサート、CDやダウンロードに費やしていたお金を節約できる! 海外の一流どころのオーケストラのチケット価格といったらもうとんでもない上に、コンサートで感動が得られるかは出た所勝負というハイリスク。音の質はほぼ値段と比例しますが……。 続きを読む